オリガさんの最新作マトリョーシカ『アルハンゲリスクのホムロイイチゴ(クラウドベリー)の収穫(Picking Cloudberries in Arkhangelsk )』です。　 アルハンゲリスク在住のオリガさんならではのこの作品はホムロイイチゴをモチーフにしていて、人々がホムロイイチゴを摘んで食べている様子が描かれています♪ 日本ではホロムイイチゴと呼ばれているクラウドベリーはロシア語でマローシカ(Морошка)と言います。 ビタミンやミネラルが豊富に含まれているホロムイイチゴはスーパーフルーツとして知られており、アルハンゲリスクなどのロシア北部の湿地帯に生育しています。(他にシベリア、ヴォログダ、ムルマンスクなど) 7月から8月にかけて果実がなり、最初は薄緑色でその後赤色に変化し始めます。熟したホムロイイチゴはオレンジ色で甘酸っぱい果汁がたっぷり入っています。 またホムロイイチゴは沼地に生えるとても貴重なベリーなので、アルハンゲリスクを訪れる旅行者はこのベリーを瓶詰めで買うのが大好きだそうです。このホムロイイチゴはアルハンゲリスクの典型的なグルメのお土産となっています。 オリガさんも夏の終わり頃には北ドビナ川の上流に生えているホムロイイチゴを摘みに行くそうですが、このベリーは群生や房にならないので、摘み取りにかなり時間がかかり、収穫はとても難しいのだそうです。その為このベリーはとても高価です。 後ろ側のプラトーク(ロシアのショール)や衣装にはシェンクールスカヤの絵か描かれ華やかで美しいです♪ これはアルハンゲリスク州のシェンクールスカヤ塗りです。 テンペラで描かれた模様はロシア北部の伝統的な絵画シェンクールスカヤに基づいています。 このタイプの絵画は、2世紀初頭から北ドヴィナ(Northern Dvina)近くの村で広まっています。 完成した作品は3層の耐性のあるマット透明ニスで覆われています。 底にはアーティストのサインがあります。 2024年12月下旬に届きました。 商品は新品で良好な状態ですが、２番目のマトリョーシカの底の縁に塗りの小さな剥がれがあります。 ＊サイズ…高さ 約18.0cm, 13.0cm, 9.5cm, 6.5cm, 4.5cm ＊仕 様…マットニス仕上げ ＊素 材…テンペラ, lindenリンデン【ロシア製】