京都の老舗大島履物店にて購入いたしました。 定価は数十年前で70,000円でした。鼻緒は購入した当時のままの別珍です。 お店の方によると、もうこれ以上の品物を作れる方はいらっしゃらないのでは、と仰っていました。 踵は接着ではなくすべて手縫いで、かなり重厚感があり、ペラペラとした安価な雪駄とは風格が違います。雪駄裏は天然由来のタンニンナメシであるため非常に丈夫で、あたかもいぶし銀のように輝いています。 私は素足で雪駄を履くのが大好きなので、どうしてもこの雪駄を素足で履くのに躊躇してしまいました。その結果、履かずじまいで湿気を防ぐためにシリカゲルを入れるなどして大切に保管しておりました。 箱は紛失してしまいましたが、今まで保管していたケースにて配送させていただきます。 日本舞踊のお師匠様や華道や茶道を嗜んでいらっしゃる方々、高級ホテルで和服をお召しになる従業員の方、呉服屋の御店主様、梨園関係者様、居合道高段者様などには、うってつけの商品であると思います。 持つべきにふさわしいお方がお召しになるのを、この雪駄は望んでいると思われます。 ぜひこの機会にいかがでしょうか？ ほんの少しのお値引きでしたら、ご対応させていただきます。ぜひともご検討下さいませ。 法外なお値引きには断固としてお断りいたします。